メイキング・オブ・「Shades of Life(シェード・オブ・ライフ」
サウンドトラック:
「Shades of Life(シェード・オブ・ライフ」
作曲:ティータス・ティーレンス
演奏(ピアノ):マティアス・スペー
- Furioso(激怒)
- Infinity (インフィニティ–無限)
- Lockdown(ロックダウン)
- Altijd samen(いつも一緒に)
- Interview(インタビュー)
- Nieuw licht(新しい光)
- Hypnosis(催眠)
- Joie de vivre(生きる喜び)
- Le quotidien(いつもの日常)
- Les couleurs du ciel
(空の色)
「Shades of Life(シェード・オブ・ライフ」の制作は、エキサイティングな旅のようでした。 アルバムのほとんどの曲は 2020 年と 2021 年に書かれました。一部は以前の曲の改訂版です。 それらはすべて、ピアノを弾いているとき。浮かんだアイデアの一瞬のひらめきと流れ。そこから、始まりました。 一瞬のメロディーやつかのまのアイデアをとらえるのは、簡単なことではありません。書き留めようとすると、すぐに消えてしまいます。 作曲の創造的なプロセスは、さまざまです。あるときは、ピアノでの即興演奏。またあるときは、曲として使える断片の収集。そして、さらに大きな構造に組み合わせと統合。ハーモニー、リズム、メロディー、ベースパターンを繰り返し、繰り返し試してみること。さらに、時間をとって、広げていく。試聴してから、セクションを全部捨てて、再び配置すること。こういったことも大切です。 終わりがみえないような、気が遠くなる作業です。でも、ある時点で、しっかりと練り上げられ、磨き上げられた後、作品が「完成した!」と判断する必要があります。この創造的な過程は、一日中、一生懸命に働いて、疲労困憊した後、どういうわけか、とても楽しいものです。
作曲のプロセスが終わった後、私の人生で最も劇的で、ドラマチックな一週間。それは、オランダのブラバントにある美しい小さな教会でのレコーディングでした。 ピアニストのマティアス・スペーとチーム全員で、音楽を録音し、ビーガン料理に舌鼓を打ち、経済や政治やたわいのない雑談やおしゃべりしながら、レコーディングをしていきました。
レコーディングの後、数か月の間、サウンドファイルの編集、ミキシング、マスタリングを行いました。 そして最後に、Snakewood Editions(スネークウッド・エディションズ、オランダの音楽レーベル会社) は、「バタフライ(蝶)」の テーマのデザインと制作プロセスの総仕上げにかかり、ようやくCDが出来上がりました。